2025年02月25日 防水工事

地域 | 熊本市北区 |
施工箇所 | ・ベランダ |
工期 | 5日 |
使用塗料 | ・プルーフロンNTFタックシート・プルーフロンバリュー・プルーフロンGRトップ |
施工費用 | 30万円 |
お問い合わせのきっかけ
「1Fの鉄骨に対して雨漏りしているから見てほしいです。おそらくベランダから雨漏りしています。」というお問合せを熊本市北区にお住まいのお客様から頂きました。
現場調査でお伺いすると、トップコートも剥がれ防水層にまで劣化が及んでいる状態でした。更にひび割れている箇所も有りこれが雨漏りの原因でした。
「ヒビ割れを補修しつつ、通気緩衝工法によるウレタン防水工事」をご提案したところ、内容にご納得頂けたので工事のご縁を頂くことが出来ました。
ビフォーアフター
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使用塗料
![]() 【商品名】プルーフロンバリュー 【メーカー】日本特殊塗料株式会社 【特徴】 基本的なウレタン塗膜防水材です。ベランダ、側溝と幅広い場所に使用することができます。 ※画像はこちらより引用しております。 |
![]() 【商品名】プルーフロンGRトップ 【メーカー】日本特殊塗料株式会社 【特徴】 アクリルウレタン樹脂を活かしたトップコートです。耐候性に優れた光沢のある仕上がりを得ることができます。 ※画像はこちらより引用しております。 |
ベランダひび割れ補修の工程
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ウレタン防水工事の工程
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![]() 「通気緩衝シート」とは下地と防水層の間に挟み湿気を逃がすものです。防水層が膨れたり、破断するのを防いでくれます。 |
![]() 先ほどのシートをジョイントテープを使って1㎝程度の繋ぎ目を目安に接合していきます。 |
![]() 「脱気筒」とは下地やシート下にある水蒸気を外に逃がしてくれるものです。これを使ってベランダの湿気を外に逃がし、改めて防水層を貼る工事を「通気緩衝工法」と呼びます。雨漏りしてる建物で可能な工事で、下地への負担を減らしてくれるメリットがあります。 |
![]() ここで「ブルーフロンバリュー」を塗ります。立ち上げは幅が狭いのでハケを使って塗ります。 |
![]() 通常の塗装同じく2回塗って長持ちさせます。 |
![]() 最後にトップコートと言って防水層を保護するためのコーティングを塗って乾いたら完成となります。 |
◇最後に
ベランダの雨漏りはお問合せとして多いのですが、原因としては洗濯物を干したりしまったりするときにおこる足による摩擦です。ほぼ毎日起こる事且つ紫外線も浴びるので劣化がかなり速いです。大体7~8年程経つと塗り替えの時期が来ます。ベランダ防水で良く選ばれるFRP防水やウレタン防水も基本的に軽度の劣化であればトップコートを塗り替えるだけで工事が終わります。ですが、今回の様に雨漏りしてしまったり、防水層が傷んでしまうとこれほどの工事となってしまいます。トップコートの塗り替えであれば10万程度ですが、費用も3倍の30万となりました。防水層に劣化進行する前にできるだけ早目のメンテナンスを心がけておくと工事の費用を抑えることができてお勧めです。目安は前回の工事から8年程が目安です。
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